4月25日、米テスラ社CEOのイーロン・マスク氏がTwitter買収に合意したとの発表があったことは、みなさんの記憶に新しいと思います。
その際にイーロン・マスク氏が「月額2.99ドル」の課金を提案しているツイートが拡散され「Twitter 有料化」がトレンドに。
しかし、それに反対している人たちが少なからずいるようです。
それは、インフラやゆるいコミュニケーションに利用するなど、無料で誰でも使用できるツールだからこその使い方をしている人々です。
そこで、Twitterが有料化するとどうなるのか、また、どのような反対意見が出ているのかを掘り下げていきたいと思います。
Twitterの有料化に反対の声!無料だから使うという人が大多数
Twitterの有料化は、多くの人々にすんなりと受け入れられているわけではないようです。
このSNSにおける無料のメリットは、非常に大きな要素なのだと考えられます。
Twitterが有料化になる?
Twitterとは、最大140字のテキストをツイートできる無料のSNSで、世界で広く使われています。
しかし、4月25日にイーロン・マスク氏によるTwitter買収合意の発表を受けて、Twitter有料化の提案のツイートが広く拡散されました。
そして、その影響で「Twitter 有料化」がトレンドに。
すでに一部の国では、サブスクリプションとして月額2.99ドルで追加機能を楽しめる「Twitter Blue」というサービスが開始されています。
その内容とは、「広告非表示」、「60秒以内にツイート取り消し」、「ブックマークのフォルダ分け」といったものです。
おそらく日本で有料化される際には、この「Twitter Blue」がサブスクとして展開されるものだろうと思われます。
twitter有料化の大まかな内容がコチラ pic.twitter.com/w9Y18xkKYg
— アッキー(二代目) (@kusakari27) April 26, 2022
情報収集が目的でツイートせずに閲覧のみのユーザーは、有料化で離れていきそうですね。
また、有料化について、5月4日にイーロン・マスク氏は「一般人は無料であるが政府や企業のユーザーは有料化を検討している」というツイートを投稿しました。
その目的は、おそらく広告費であり、それを一部の資金として運営することを考えているのではないかと思われます。
そういった「有料化」は確実に現実化すると考えられるのではないでしょうか?
Twitterの有料化に反対の声!
一般人のユーザーで、Twitterの有料化には反対してる人も少なくないようです。
なかでも災害時の生存確認や、情報交換ツールといったインフラとしての機能を期待して、反対しているという声が多く見られます。
他には、マーケティングツールや孤独感の払拭、悩み事の相談など人と人とのつながりを求めての利用、他人の取り留めのない日常のツイートを閲覧するための利用といった、無料であるからこそ楽しめるという理由で反対するといった意見もあります。
さらに、有料化することで、ツイートする内容に金銭的価値がないようなつぶやきが敬遠されてしまうことの懸念もありました。
Twitter有料化、絶対反対。災害時にも機能したじゃないか。私の中では既にインフラという認識。
— sw_ww ☺︎フィットボクシング2 (@ssgwr_ww) April 26, 2022
災害時に無料の情報収集ツールがあるのとないのでは、心構えが全く違ってきます。
Twitter有料化、俺は全然払うが、全然払う人間のツイートより有料なら辞める人間のツイートの方が読みたいのでやめてほしい
— あひる (@home_teal) April 25, 2022
気兼ねのないツイートにこそ共感が得られるものが多い印象です。
Twitterが有料化されると自動的に「金払ってこんなツイートしてる人」になってしまう
— べちか(無料) (@10chf) April 26, 2022
インフルエンサーのようなツイートが多く見られるようになるのではないでしょうか?
Twitter有料化したら金払えなくて辞めて社会とのつながり失って無敵の人になると思う。富豪はわからないだろうけど、Twitterぐらいしか世界とのつながりが無い俺みたいな人ってけっこういるんだよ。
— 人不全@元ふくろう (@FUKUROU0325) April 26, 2022
孤独感を身近な人が埋めてくれるとは限らず、いつログインしても誰かのつぶやきが見られるTwitterは、心の拠り所に最適と思われます。
Twitter有料化には反対です。誰でもクレジットカードを持ってると思うなよ。
— TCN (@TCN_Kyoto_TPU) April 27, 2022
未成年だけでなく電子決済ツールに抵抗がある人にも、有料化は高い壁になっているのでしょう。
Twitterは無料だから使うという人が大多数
Twitterとは、ツイートすることでゆるい人間関係がどんどん広がっていくサービスです。
それを有料化してしまうと、オンラインサロンのような限られた人間関係に留まってしまい、当初の目的とは異なってしまいます。
無料であるからこそ、さまざまな立場の人と垣根を分けてコミュニケーションを取ることができるツールです。
それがTwitterの最大の魅力だと言えるのではないでしょうか?
また、災害大国の日本では、年齢や貧富、場所を問わず即時に情報を得られるツールが無料で使用できることが、大きなメリットと考える人が多いのではないかと思われます。
命に関わる情報が、無料ですぐに得られることほどありがたいものはありません。
そういった理由が、ユーザーの有料化反対の意見を多く生み出すのでしょう。
Twitter社買収されたのか…なんか有料化ってトレンドにあったけどそうなったら反対
みんなは有料化に— うに フォロバ100😷 (@Rendayo_18) April 26, 2022
仮に Twitterが有料化した場合、90%以上の人々が離れる可能性があるとも読め、サービスそのものの存続が危うくなるとも言えそうです。
Twitter有料化が話題に上がっていますね・・・
気軽につながるツールの王道ともいえるTwitterが有料化すると、どういう人たちが利用者として残るのでしょうか。
みなさんはTwitterの有料化について賛成ですか?それとも反対ですか?— 経営者JP|社会に変革をもたらすリーダーをプロデュースする (@KEIEISHAJP) April 26, 2022
経営者という立場になると、Twitterに求めることが変わってくるという裏付けになりますね。
Twitterの有料化に反対の声!無料だから使うという人が大多数のまとめ
「Twitter 有料化」のトレンド入りで、多く見られた反対の意見。
その多くが、災害時の情報ツールといったインフラ、また、無料であるからこそ生まれるゆるく広い人間関係でのコミュニケーションのためでした。
無料で使えるこのツールは、時代の流れによる人間関係の問題を解決する手段の一つとして、現代では手放せないものになっているのではないでしょうか?
よって、「Twitter 有料化」のトレンド入りは、ユーザーに大きな不安を与え、現在の生活を揺さぶるものとして反対意見が多く散見されたのではないかと思われます。
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