「フィギュアスケートのqマークって何?」と思った方へ!
この記事では、フィギュアスケートのqマークについて、分かりやすく解説しています。
フィギュアスケートのqマークを理解することで、フィギュアスケートをもっと楽しむことができますよ。
フィギュアスケートのqマークとは何?意味やポイントをご紹介!
それでは、フィギュアスケートのqマークとは何なのか、意味やポイントをお伝えしていきます。
フィギュアスケートのqマークとは何?
qマークとは、ジャンプの回転数に関する指標で、1/4回転不足しているときに付けられるマークをいいます。
qマークのqは、quarterの略ですね。
ジャンプの技術点は、「基礎点+GOE(出来栄え点)」の合計で計算され、qマークは、GOEの減点要素になります。
基礎点、GOEについても触れますが、不要な方は、以下の枠内の文章を読み飛ばしてください。
基礎点とは、ジャンプ要素・スピン要素・ステップ要素の各要素それぞれの技の基礎となる得点をいいます。例えば3回転と4回転のジャンプでは、4回転の方が難易度が高いため、3回転よりも高い得点が与えられます。また、同じ4回転でも1番難易度が高い4アクセルが最も高い基礎点になっています。
GOEとは、ジャンプ要素・スピン要素・ステップ要素の各要素の出来栄えを点数化した指標です。ジャンプの回転不足やジャンプで転倒した場合、また、両足で着氷した場合などには、さらに出来栄え点の調整が行われます。
qマークが付くとGOEが減点となるため、結果的に、ジャンプの技術点が減点されると覚えておくとよいでしょう。
フィギュアスケートのqマークのポイントをご紹介!
qマークが付いたジャンプとはどんなものなのか、動画でポイントをお伝えします。
ポイントとは言ってみたものの、正直、私たち素人には、分かりにくいと思います。
ちなみにこのqマークのルールは、2020-2021のシーズンから採用されました。
よって、最近フィギュアスケートから遠ざかっている人には、qマークに聞き覚えがないと思います。
フィギュアスケートにqマーク導入ねぇ
減点が少ない分、バシバシつけてきそうだから、やっぱりノーマークで行ける人が有利なのに変わりはないねぇ
自分がフィギュアやってるんだったら回転不足がいちばんつけられたくないねぇ— J’adore Pokémon🦁 (@AdorePokemon) October 3, 2020
フィギュアスケートは採点競技。
採点競技の宿命ですが、qマークの付く付かないは、採点者の主観になります。
北京オリンピックでも、河辺愛菜選手のショートプログラムなど、qマークの判定が出ていますね。
今更スケカナ録画を流し見しているんですが回転不足が声のトーンで分かる荒川さん解説、なんとなくqマークも分かるようになってきた
— イッヌ (@masalchow) November 1, 2021
演技中、解説者がqマークについて言及することはあっても、深く解説してくれることは、おそらくないでしょう。
qマークについて確認したくなったときは、この記事を振り返ってくださいね!
フィギュアスケートのqマークとは何?意味やポイントをご紹介!のまとめ
フィギュアスケートのqマークについて、ご紹介しました。
フィギュアスケートの点数の付け方は複雑・難解ですが、「qマークについて分かった!」と思っていただけたなら幸いです。
今後もqマークが付く採点が出てくるでしょう。
もし、周りから「qマークって何だろう?」と聞かれた場合には、この記事で得たことをお伝えしてください。
コメント