車はどれくらい乗らないとバッテリーが上がる?放置の場合の対策は?

バッテリー上がりの期間や対策

最近は外出制限等で車を使う機会が減り、長期間車を使わない事が増えていますよね。

そんな時によくあるのがバッテリーが上がった、というトラブルです。

毎日乗れば上がる事もほとんどありませんが、乗る事が出来ない場合もあります。

そんな時に車はどれくらい乗らないとバッテリーが上がるのか、長期間乗らない時はどうすればいいか、素人の方でもできる対策を知っていればバッテリー上がりを未然に防ぐ事ができます。

そこで今回、皆さんが知りたいであろう

  • 車はどれくらい乗らないとバッテリーが上がるのか
  • 長期間乗れない場合の対策はどうすればいいのか

この2つに関して、現役自動車整備士である私が解説していきたいと思います。

車はどれくらい乗らないとバッテリーが上がる?放置の場合の対策は?

エンジンルームバッテリー

人為的ミス以外にもバッテリーが上がる原因はあります。

根本的原因を理解して対策を行い、バッテリー上がりを未然に防ぐようにしましょう。

そして放置する際の対策は素人の方でも簡単にできる対策ですので、是非学び実践してみてください。

車はどれくらい乗らないとバッテリーが上がる?

まずはじめにバッテリーにも劣化があります。

使用状況や製造、取付年数によって劣化の程度が大きく変わり、それによってバッテリーが上がる期間も変わってきます。

なので後半の方で製造年月日の確認方法を画像を混じえて説明しますので、ぜひご覧下さい。

  • 新品のバッテリー

バッテリーの上がる期間ですが、新品のバッテリーなら1ヶ月持つのが一般的です。

ですが、取り付けから年数が経ってくると、その車の使用状況やバッテリーの種類によって劣化の程度が大きく変わってきます。

  • 製造、取り付けから2~3年経ったバッテリー

製造、取り付けから2~3年経ってくると劣化次第で早いものは数日、持って2週間前後になります。

車に毎日乗るし通勤距離も数㎞あり、買い物やお出かけでも使うといった方は劣化が激しくなると思いがちですが、逆です。

そういった方のバッテリーの方が、程よく使用されているのでバッテリーは長持ちしやすい傾向にあり、2週間前後持つ場合もあります。

反対に、毎日乗ってるけど短い距離の通勤だけにしか乗らない方や、そもそもほとんど乗らない方のバッテリーは劣化も激しく、早くて数日でバッテリー上がりを起こしてしまいます。

  • 製造、取り付けから4~5年経ったバッテリー

製造、取り付けから4~5年経ってくると一般的な車の使用をしていても早いもので1日でバッテリーが上がってしまいます。

製造、取り付けから4年過ぎれば交換時期ですので、すぐに上がるという考えを持っていた方がいいでしょう。

  • 製造年月日の確認方法

ほとんどのバッテリーにはシールが貼ってあり、そこに製造年月日の記載がされてます。

まずは1枚目の画像の赤い四角枠を見てください。

バッテリー製造年月日

バッテリー

拡大したピンクのバッテリーが上の画像です。

05121802と表記されています。

左から 日05 月12 年2018 管理番号02 の順番で表記されています。

つまり、このバッテリーの製造年月日は、2018年12月5日であることが分かります。

次に、黒のバッテリーを拡大してみましょう。

バッテリーの年月日

こちらは05091802と表記されているので 、製造年月日は201895日、 管理番号が02になります。 

ほとんどのバッテリーが左から日、月、年となっていますが、メーカーによっては、製造年月日の記載がないバッテリーもあります。

車を放置する場合の対策は? 

車を放置する場合の対策ですが、放置すると言っても色々なケースがありますよね。

例えば放置はするけど車は近くにあるケースと長期間の旅行や出張等で車から離れるケース

ここでは、そのどちらのケースでもできる対策を解説していきます。 

素人の方でもできる対策ですので是非実践してみてください。 

1~2週間以内に一度はエンジンをかけて運転、あるいはアイドリング状態にしておく

車のバッテリーはエンジンをかける事によって発電機が動かされ充電されます。 

そのため、バッテリー上がりを防ぐには、定期的にエンジンをかけてあげる必要があります。 

新品~2年以内のバッテリーの場合は2週間前後でエンジンをかけてあげた方がいいです。 

使用から2〜3年以上経ったバッテリーの場合は1週間前後を目安にエンジンをかけて下さい。 

古ければ古いほど早めにエンジンをかけてあげた方がいいですね。 

また、エンジンをかけ、運転できる場合は30分を目安に、運転出来ない場合はアイドリング状態を1時間を目安にして下さい。

バッテリーのマイナスターミナルを外しておく

長期間の出張や旅行等で車の近くにいない場合は、バッテリーのマイナスターミナルを外しておくのがいいでしょう。

バッテリーは車を動かさなくても少量ずつ電気を消費しています。 

そこでマイナスターミナルを外す事によって電気を消費されないようにします。 

それにマイナスターミナルを外せば盗難対策にもなります。 

マイナスターミナルは8mm10mmのナットを回せるメガネやラチェット、スパナ、モンキー等があれば外す事ができます。

バッテリーマイナスターミナル

画像の赤丸にあるナットを緩めてターミナルを取り外せば完了です。 

ただ、マイナスターミナルを外すと車の学習機能がリセットされパワーウィンドウのオート機能が使えなくなったり、車に電気が伝わらなくなるので鍵のボタンを押しても開け閉めが出来なくなります。

ですが、このような学習機能は車を使用しているうちに自然と学習しているので心配はいりません。

最近の車には鍵穴のない車も多々見られます。 

中には鍵が閉まっててボンネットが開けられない!バッテリーを繋ぐ事ができないから動かせない!といった事もあり得ます。 

なので、マイナスターミナルを外す時は、学習機能がリセットされてもいいか、外した後でも鍵の開け閉めができるかどうかを確認した上で外すようにしましょう。

ブースターケーブルまたはジャンピングスターターを積んでおく

次は、ブースターケーブルとジャンピングスターターについて解説します。

  • ブースターケーブル 

ブースターケーブルはバッテリーが上がってしまった際に、自分の車と他の車のバッテリー同士を繋ぎ、エンジンをかけるために必要なケーブルです。 

これは定期的にエンジンもかけれないし、バッテリーも外したくないという方におすすめです。

ブースターケーブルを持っていれば周辺にいる車の持ち主に頼み、バッテリー同士を繋がせてもらう事でエンジンをかける事ができます。

なお、ブースターケーブルを取り付ける際の注意点は、以下のとおりです。

※取り付ける際の注意点

  1. エンジン始動をした時にケーブルを巻き込んだりしないか確認して下さい。
  2. ケーブルのクリップ部分が周辺の金属部分に接触していたり、クリップ同士が接触していたりしないか確認して下さい。(接触していれば漏電して火事になります)
  3. バッテリーのプラスとマイナスを確認し、取り付ける順番と場所を間違えないようにして下さい。(下の画像のように、バッテリーにプラスは+マイナスは-と表記されています)

黒のバッテリー

繋ぎ方はバッテリー上がりの車を故障車とした時に、まず救援車のエンジンは安全性のために切っておきましょう。 

そして、次の手順で作業を進めましょう。

  1. 故障車バッテリーのプラスに赤のケーブル片方を取り付ける。
  2. 救援車バッテリーのプラスに赤のケーブルのもう片方を取り付ける。
  3. 救援車バッテリーのマイナスに黒のケーブル片方を取り付ける。
  4. 故障車のエンジンやボディの金属部分に黒のケーブルを取り付ける。

もしどこにつければいいか分からない場合は、故障車バッテリーのマイナスに黒のケーブルのもう片方を取り付けましょう。(取り付けた瞬間バチッと火花が一瞬出ます)

ブースターケーブル繋ぐ方法

この手順でブースターケーブルを繋ぎ終わったら救援車のエンジンをかけて、次に故障車のエンジン始動を試みて下さい。 

無事エンジンがかかったら、繋いだ手順と逆の手順でブースターケーブルを取り外し、故障車の方はエンジンを切らず30分位は走行するかアイドリング状態を維持しましょう。 

エンジンが掛かってもしばらくしたら止まってしまう場合や、走行中、アイドリング中に止まってしまう場合は車の発電機の故障が考えられます。

その時はロードサービスを頼むようにしましょう。 

もしエンジンがかからなかった時は、まず接触不良がないかを確認してみて下さい。 

接触不良でエンジンがかからないといったケースが多々あります。 

もし接触不良もなくエンジンがかかりそうに無ければ、こちらも同じくロードサービスを使いましょう。 

ブースターケーブルは価格も安く手に入れやすいので1つは持っておくのをおすすめします。

  •  ジャンピングスターター 

ジャンピングスターターは、車の携帯用バッテリーです。 

これは他の方に頼むのが苦手な方や周辺に車がない方、よくバッテリーを上げてしまう方におすすめです。 

ジャンピングスターターは充電をしておけば一度だけで無く何度も使用でき、物によっては携帯を充電できたり非常用のライトとして使えたりもします。 

ブースターケーブルより楽に早く安全に繋げられ、周辺に車が無くてもエンジンをかける事ができるのでおすすめです。

ロードサービスを頼む

ロードサービスはさまざまなトラブル、故障、事故等に対応してくれます。 

バッテリー上がりの車の中には色々試してもエンジンがかからないケースや、すぐにエンジンが止まるケースもあります。

そんな時にJAFや任意保険のロードサービスに入っておくと、急なトラブルでも出費がかさむ事無く利用できるのでおすすめです。

いつ、どこでトラブルや事故が起きるか分かりませんので、前もってロードサービスに入っておくことをおすすめします!

車はどれくらい乗らないとバッテリーが上がる?放置の場合の対策は?のまとめ 

光岡ラセード

バッテリーが上がるタイミングは、結論からいうと劣化次第で変わってくるという事です。

なので、車はどれくらい乗らないとバッテリーが上がるのか気になる方は2週間前後と考えておいてください。

そして心配な方は製造年月日等を確認して4~5年程度経っていたら早めに交換し、今からでもできる対策を行っておきましょう。 

対策を行うだけで、お金や時間も無駄にせず安心も手に入れる事ができます。 

ぜひ今からでも実践してみてはいかがでしょうか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました